イラスト:けい

宇宙戦艦ヤマト 作品紹介

 

 西暦2190年代初頭より、地球は謎の異星人(ガミラス)から遊星爆弾による無差別攻撃を受けていた。

遊星爆弾により、地上の生命はほとんど死滅させられ、海は蒸発し、更には放射能で地表はもとより地下まで侵され、赤い地球となってしまった…

 

 時に西暦2199年、地球は今、最期の時を迎えようとしていた。

突如としてイスカンダルからメッセージが届いた!それには、14万8千光年先にあるイスカンダルに放射能除去装置があるという。太平洋戦争で撃沈され、沈黙をしていた戦艦大和がイスカンダルからの技術供与により今、宇宙戦艦ヤマトとして蘇った!

地球を飛び立つヤマト、人類の希望を乗せ、ヤマトは14万8千光年先のイスカンダルを目指した!!

地球の最期と言われる日まであと1年

 

―1974年10月6日に放映された「宇宙戦艦ヤマト」の記念すべき最初の作品である。

後に、総集編として作られた「劇場版 宇宙戦艦ヤマト」が1977年8月6日に上映、実写版として「SPACE BATTLESHIP ヤマト」が2010年12月1日に上映、また「宇宙戦艦ヤマト2199」として2012年にリメイクされた。


音楽概況

 

作曲・編曲・指揮者:宮川泰

演奏:ヤマト・スタジオ・オーケストラ
   シンフォニック・オーケストラ・ヤマト(交響組曲 宇宙戦艦ヤマト)

収録:1974年09月19日、20日
   1977年09月30日、10月08日、11日、21日(交響組曲 宇宙戦艦ヤマト)

収録曲数:約90曲

 

 「宇宙戦艦ヤマト」として最初の音楽となりました。
オーケストラとロックとの調和が特徴的でした。
録音はモノラル(「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」についてはステレオ)で行われ、ステレオとして存在するのは疑似ステレオ加工をした音源です。
他作品と比べて、~風(オーバー・ザ・レインボーやベン・ハー、再会等)なモチーフ音楽が多い他、宮川泰さんらしさが出ている音楽も多くあります。
宇宙戦艦ヤマトの基本となったメロディが様々な打ち合わせや試行によって、沢山生まれました。

 放映後、「宇宙戦艦ヤマト」として初めてLPとして発売された「宇宙戦艦ヤマト(ドラマ編)」(1977年07月25日発売)が大ヒットとなり、同年新たにフルオーケストラ用にアレンジをした「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」が収録、発売へと至りました。
この「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」が「宇宙戦艦ヤマト」の音楽性を高めたばかりでなく、アニメ音楽の常識を大きく覆した作品となりました。この作品で編成・演奏をしたシンフォニック・オーケストラ・ヤマトが、後の「宇宙戦艦ヤマト」の音楽をも作ることになりました。


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